道徳教育を復活せよ

明治時代の文部省令によると、歴史教育の目的を「我が国の様子を大まかに理解させ、その上で『善良な国民を育てること』」と定めていた。

 

また、教える方法として、「修身科と密接に関連付けながら指導するのが望ましい」としていたそうだ。

 

私はこの事実を知ったとき、『これだ!』と思った。

 

私はつねづね、『歴史は道徳』だと思っていた。

 

先人たちがどのような性格で、どのように生きたのかを知り、良いところは見習って悪いところは反面教師にする。

 

そのようにして、各人が自らの人格を磨いて立派な人になる。これが教育の本分だ。

 

やはり戦前の日本人は、至極真っ当な教育を行なっていたのだ。

 

それが今やどうであろう。

 

有名大の出身者や塾講師などが、堂々と「歴史は暗記科目だ」などとうそぶく。

 

心のこもった先人たちの生きた奇跡を軽侮し、試験で点数を取るための道具として扱う。

 

一体何様のつもりだろうか?

 

このような教育で、まともな人間が育つはずがない。

 

政治家 教育者 警察官 公務員 経営者、、これらのレベルが著しく低いのは、道徳教育が廃れていることが原因だ。

 

もう手遅れに近いのだが、今からでも骨のある道徳教育を復活させ、心ある日本人を育てるべきだ。