なぜアビガンではないのか。コロナ対応薬

きょう、政府は武漢コロナの治療候補薬として、米国製の「レムデシビル」の早期の特例承認を進めることを決定した。

この薬の名前は、正直ここ２，３日でしか聞いたことがない。急に報道されるようになった。

今までは日本製の「アビガン」が有効な薬として知られ、中国など海外でも効果が出たことが分かっている。

対して「レムデシビル」は、中国での臨床使用では効果なしと判断されている。

これは一体どういうことか？

なぜ効果が期待できる国産薬の承認が後回しになるのか？

おそらく、また「米国からの圧力」だろう。

いま世界では、多くの企業がコロナ治療薬の開発で競争している。先に有効な薬を世に出せば、瞬く間にトップシェアを占め、その薬を所有する会社は、莫大な金儲けができるだろう。

そこで「アビガン」にトップを取られるのが困る組織がある。そう、米政府だ。

カネのため、また世界一を自称する米国の権威のためにも、他国の薬を先に承認させるわけにはいかない。そこで、米政府は安倍政権に強烈な圧力をかけたのであろう。

なんとも理不尽な、わがまま極まりない話だ。非常に不愉快だ。