やはり頭が狂っている関西電力2

『第三者委員会の但木委員長が「病根」と表現した原子力事業本部。この部門のトップを長年務めたのが豊松秀己元副社長です。

豊松氏がいかに強大な権力を握っていったか。それを印象づけることばを聞いたことがあります。私が八木誠前会長に取材したときのことです。部下であるはずの原子力部門担当の豊松秀己元副社長のことを「豊松先生」と呼んでいたのです。なぜ経営の実質トップである会長が副社長を先生と呼ぶのか。この強烈な違和感はのちに豊松元副社長が元助役から1億円を超える金品を受け取っていたこと、さらに業績不振でカットされた役員報酬の一部が退任後にひそかに補填(ほてん)されていた事実を知って合点がいきました。豊松氏こそ、原発事業のトップにとどまらず、会社本体にも影響力を行使する存在、いわゆる「ドン」だったのではないでしょうか。』

 

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200320/k10012337381000.html