大阪市解体

11月1日投開票の、いわゆる「大阪都構想」の住民投票案。

 

制度案としては、大阪市を四つの特別区に分割するらしい。

 

現状では賛成派が優勢のようだ。

 

私はいま、絶望的な気持ちになっている。

 

大阪市を分割すれば、元気になる!」

 

このような全くくだらない、架空の話に基づいた絵空事が通ろうとしているのだ。

 

藤井聡京大教授が言うように、都構想は全く荒唐無稽な、議論にも値しない空理空論だ。

 

赤字経営の居酒屋に「看板掛け替えたら黒字になりまっせ!」といって、費用と労力を使って作業を進めているのだ。

 

バカバカしいにも程がある。

 

こんなものを、大阪市民の大半が通そうとしている。狂っているとしか思えない。自分たちが払う税金の使い道を何だと思っているのか?

 

都構想をしようとするまいと、首都圏以外の地方は衰退を免れない。優れた人材は確実に流出している。歴史的に多くの問題がある関西地方は、特にその傾向が強い。

 

大阪は好きな街の一つであったが、もう知らん。勝手にして滅べば良い。